2008-01-01から1年間の記事一覧

はたらく一家

ラピュタ阿佐ヶ谷 17:30 約25名 オトコ8:オンナ2 やばい。 これを記しているのは大晦日31日で、あと4時間ほどでうちにアラフォー男どもがカウントダウン鍋大会をしに集ってくるのだが、大掃除どころか小掃除も終わっていない、なぜって起きたのついさっき…

女渡世人 おたの申します

ラピュタ阿佐ヶ谷 17:00 約25名 オトコ10:オンナ0 風邪ひいてました。現在も完治はしてないのですが、リハビリを兼ねて近所の映画館へ。 未記入の日記分と併せて徐々に活動再開して行きます。 さて作品は山下耕作監督・笠原和夫脚本『女渡世人 おたの申しま…

ニックス・ムービー/水上の稲妻

断絶

シネヴィヴァン六本木でリヴァイヴァル公開されてから13年ぶりの再見。 DVDで鑑賞したのだが、特典映像で現れるモンテ・ヘルマン監督はリアルに地獄の男の髪型をしていた。 チャレンジする勇気がないのだが、再生には5.1ch爆音モードも付いていた。

木のない山

シネカノン有楽町1丁目 21:15 約200名 本日閉幕したフィルメックス、全部で6プログラム鑑賞したのだが最後に見て最も動揺させられたソヨン・キム監督『木のない山』からご報告。 この作品、鑑賞予定はなかったのだが、前日に観た友人から「傑作」とのメー…

御用牙 かみそり半蔵地獄責め

テアトル新宿 19:00 約60名 オトコ6:オンナ4 増村保造の拷問好きが如実に現れている作品。

サバイバル・ソング

有楽町朝日ホール 19:00 約350名 ユー・グァンイー監督『サバイバル・ソング』は立ち退きものというより中年ダメ男のドキュメンタリーになっていたが、それもまた良しでした。観客数が少なかったのが残念。

河の上の愛情、可視から不可視へ&ウェルカム・トゥ・サンパウロ

有楽町朝日ホール 12:25 約500名 ジャ・ジャンクー監督『河の上の愛情』、マノエル・デ・オリヴェイラ監督『可視から不可視へ』、アモス・ギタイ、ツァイ・ミンリャン、ミカ・カウリスマキ、吉田喜重、レオン・カーコフその他監督の『ウェルカム・トゥ・サン…

文雀

有楽町朝日ホール 10:00 約550名 ジョニー・トー監督『文雀』、美女(ケリー・リン)とはいえ、そう都合よく話は運ばないだろうとか、キャッシュレス時代にスリなんかじゃ稼げないだろうとか、そんなイチャモンつける気を失くさせるジョニー・トーの手腕は大…

キャット・スキン&夫婦間戦争

シネカノン有楽町1丁目 21:15 約150名 オトコ6:オンナ4 フィルメックスよりジョアン・ペドロ・デ・アンドラーデ監督特集。 『夫婦間戦争』は若年・中年・老年、3世代の夫婦というより男の女性関係を描いた作品。 女性たちがあっけらかんと胸をはだけるの…

仮面の花嫁 暗闇へのワルツ

チャンネルNECOで放映された神代辰巳監督『仮面の花嫁』(81年)を友人に借りて観た。 酒井和歌子が色気を振り撒きながらの悪女役というのも凄いが、愛川欽也(主演です)とジョー山中のド下手な演技も驚きもの。石橋蓮司は主要な役どころながら台詞は一切な…

リダクテッド 真実の価値

シアターN 15:00 約40名 オトコ6:オンナ4 胡散臭さがブライアン・デ・パルマ監督の持ち味だとは思うのだが、どうも私は乗れません。

ホッテントットエプロン−スケッチ&ないしょ

アップリンクX 21:00 約30名 オトコ6:オンナ4 場所を変え、この『ホッテントットエプロン−スケッチ』が3度目、『眠り姫』が4度目の都内再上映と、七里圭監督作品のスタミナは驚異的。しかも客足が落ちることなく、前日の『眠り姫』では立ち見が出たという…

ジャック・ベッケル監督『穴』(60年)を十数年ぶりにDVDにて鑑賞。 実際の脱獄囚であるジャン=ケロディだけでなく映画出演が初めてという素人を幾人も起用していたと知り、びっくり。

Noise

ポレポレ東中野 21:00 約80名 オトコ6:オンナ4 中国のドキュメンタリー作家集団、黄牛田電影は王我監督『Noise』。 五輪前夜の中国の、荒々しい活力ぶりをくっきりと見せてくれました。 自費で来日したという、黄牛田メンバーの他の作品を見逃したことを…

言えない秘密

パルコ調布キネマ 16:50 約15名 オトコ4:オンナ6 早稲田松竹以来、二番館巡りを始めたわけではなく、秋だから恋がしたくなったということでもありません。 友人の強い買い推奨を受けて臨んだジェイ・チョウ監督『言えない秘密』ですが、う〜ん、やはりオ…

キャット・ピープル

42年、ジャック・ターナー監督版の方をDVDにて自宅で鑑賞。

白子屋駒子

ラピュタ阿佐ヶ谷 17:00 約20名 オトコ8:オンナ2 三隅研次監督『白子屋駒子』。脚本は衣笠貞之助なのだが、女盗賊の行動など何だかチグハグな感じで乗り切れず。

アメリカの友人&さすらい

早稲田松竹 13:40&16:05 約140名 オトコ6:オンナ4 いま早稲田松竹がアツイ、上映開始間際に行くと一列目しか空いていないぞと友人に脅され、フジヤマのつけ麺食べて十数年ぶりの訪れに準備万端で臨む。 日曜日ということもあるのだろうが、カップル率…

陽山道

TOHOシネマズ六本木1 20:50 約120名 オトコ6:オンナ4 この日行われた文化庁コンベンションには急遽仕事が入ってしまい参加できず、かろうじてキム・ギヨン監督『陽山道』(55年)に滑り込む。 こちらは50年代の作品で日本では撮影所システム全盛期なが…

自由処女

シネマート六本木 17:00 約100名 オトコ7:オンナ3 キム・ギヨン監督作品2連発。 2作品とも不能、不倫(姦通)、赤子、階段とキム・ギヨンお馴染みの素材を扱っている。 こうなってくると『自由処女』のヒロインが、私が観たキム・ギヨン作品において初めて…

虫女

シネマート六本木 13:40 約100名 オトコ7:オンナ3

世界の現状

TOHOシネマズ7 11:30 約300名 オトコ6:オンナ4 シャンタル・アケルマンの作品はアンディ・ウォーホルの『エンパイア』(64年:エンパイア・ステイトビルを8時間くらい延々と映し出したもの)に対して世界の現状を色々と考えさせてくれ、エライと思いま…

アンナと過ごした4日間

TOHOシネマズ7 20:15 約550名 オトコ6:オンナ4 17年ぶりの新作を携えてやって来たイエジー・スコリモフスキ監督は比喩でなく詩人であり画家でありボクサーであったのだが、私はボクサーとしての能力にとりわけ驚嘆した。 つまりフェイントの使い方、ジャ…

火女’82

シネマート六本木 17:30 約110名 オトコ6:オンナ4 第二弾もやはりシネマートでキム・ギヨン監督『火女’82』。 六本木のメイン会場、TOHOシネマズから離れているので映画祭という雰囲気は全くないが、まあいいさ。 『下女』(60年)の『火女』(71年)に次…

水女

シネマート六本木 14:30 約90名 オトコ6:オンナ4 東京国際映画祭、私の第一弾は金綺泳(キム・ギヨン)監督『水女』(79年)。 ベトナム戦線から帰還した負傷兵の話なのだが、キム・ギヨンお得意の夢オチを逆手に取って検閲逃れしているように思えた(詳…

背徳映画祭Bプロ

LA CAMERA 20:00 約30名 オトコ5:オンナ5 まさか西山洋市監督の新作をイメージリングス<背徳映画祭>で観ることになるとは思わなかった。 その『吸血鬼ハンターの逆襲』、クレジットに役割表記はないので上映後監督に伺ってみると、脚本も自身で書かれた…

リリス

ロバート・ロッセン監督、ジーン・セバーグ主演『リリス』をDVDにて鑑賞。

からっ風野郎

DVDで十数年ぶりに再鑑賞。 なんで私が増村保造映画祭をひとりで継続中かと言うと『映画監督 増村保造の世界』を入手したからだ。映画監督 増村保造の世界―「映像のマエストロ」映画との格闘の記録1947‐1986作者: 増村保造,藤井浩明出版社/メーカー: ワイズ…

住みたい街、行きたい映画館?

昨日、米国ニューヨーク市場ダウ平均は一万ドルを割り、本日、日経平均株価も一時一万円を割り込みました。 タイムリーなことに本日発売「週刊朝日」誌上で町山智浩氏が、投資ファンドが崩壊しハリウッドは大作を撮るのが困難になるだろう、現在のような超大…