アコード・ファイナル

有楽町朝日ホール 19:00 約360名 オトコ6:オンナ4



有楽町朝日ホールに移動してダグラス・サーク監督『アコード・ファイナル』。
コメディの魅力満載で素晴らしかった。
追い抜かして先着した者が必ずしも勝利を手に入れるわけではなく、
逆に遅刻を礼賛している姿勢に打たれました。
ずうずうしさを決め込むイオセリアーニ監督の『歌うつぐみがおりました』ですら、
演奏家はギリギリ間に合うというのに、この作品では堂々遅刻した上シャンパンゲット!


しかし、である。
この傑作+土曜のこの時間にして客席は6割程度しか埋まっていなかった。
もったいない! というより正直いらぬ心配までしてしまう。


極私的には歓迎するがボランティア・スタッフが女性ばかりなのも気になった。
公式カタログ奥付によると運営・会場担当は全46名にしてオトコ8名、オンナ38名。
このボランティアで知り合い、結婚に至った幸せカップルは実在する。
私があと5歳若ければ絶対やるぞ。頑張れ、男子諸君! 
というか多忙を極める私を瑣末な計算に追い込むようなことは止めてね。


なんか話が逸れてしまいました。
フィルメックスは競輪の補助を受けて運営されています。
国際Dシネマ映画祭はオートレースの補助を受けています。
映画祭とギャンブルは非常に相性が良いのです。
大ハズレをつかむか、大当たりを引くか、
大いにバクチを打つべし!打つべし!打つべしっ!