太陽はまた昇る

フィルムセンター 15:00 約60名 オトコ8:オンナ2


本日ようやく<韓国リアリズム映画の開拓者 ユ・ヒョンモク監督特集>へ。
ユ・ヒョンモク監督と言えば<韓国インディペンデント映画2005>で、
特別上映されたキム・ホンジュン監督『マイ・コリアン・シネマ』第6部にて、
全面禁煙のシネコン内で堂々と煙草を吸い続けながら女性インタビュアーの
質問を受けていた雄姿が思い出される。
ちなみになんで『マイ・コリアン・シネマ』でユ・ヒョンモク監督が取り上げられたか
というと武智鉄二監督『白日夢』(愛染恭子主演の81年版ではなく64年版)を基にした、
ユ・ヒョンモク監督作品の一部が発掘・復元上映されたからでありました。


作品は『太陽はまた昇る』、冒頭タイトルクレジットで文字がグルグル回って止まった、
主演が金振奎(キム・ジンギュ=『下女』主演)で、もーたまりません。
キム・ジンギュの農業の鬼っぷり、韓国の村八分の様子など、とても楽しめました。


フィルムセンターにしては客が少なく、すわっ<韓流>も下火かと思いましたが、
師走の平日昼間だからだと自分に言い聞かせ、
<韓国インディペンデント映画2006>楽しみにしているのでヨロシク、文化庁