プラハ!

Q−AXシネマ 21:15 7名 オトコ3:オンナ4 

Q-AXにて『プラハ!』。こちら上映前の予告編で気づいたのですがTHXシアターなのでした(1のみ)。THXとはルーカス・フィルムによる映画館の上映設備に対する規格で(こちら参照)、認定料金が以前は200万くらいかかり(現在は100万切ったとか)、かつ更新料まで発生するので採用しているのはミニシアターはまずナシ、ほぼシネコンに限られているという認識だったので意外。その甲斐あって音の立体感は抜群でありました。でも途中で何度か音声が途切れたのはナゼ?


この作品『プラハ!』と題していますがプラハの街は出てきません。出てくるのはプラハの方角を示す標識のみです。ではそれに因んで矢印を追ってみましょう。
この作品は「世界一小さな映画祭」と題されて2003年9月に映画美学校で行われた「チェコ映画祭」で上映された一本でその際には『レベラブ』(=反抗者)という原題でした。私はその際には見逃してしまっているので異同についてはこちら、ややお怒りの方のブログを参照されて下さい(映画祭が行われたのは02年ではなく03年)。
http://umikarahajimaru.at.webry.info/200605/article_4.html


さてチェコ映画祭は愛知万博の協力を得て05年にも恵比寿の写真美術館で行われました。
10日間行われたこちらでは「世界一小さな映画祭」の称号は返上したようですが、双方訪れたうちのスタッフによると03年メンバーもちゃんといらしたそうで大変メデタシですね。