パンツの穴 キラキラ星みつけた!

eigahitokw2006-07-24


 拙ブログに高校生・中学生の読者がいるのかどうか知らないけれど、
あなたがそうならぜひ見て戴きたい『パンツの穴 キラキラ星みつけた!』。


 諏訪湖畔に合宿に来たひと夏の高校生男女を描く宝探しミュージカル。
この作品の中で高校生はもちろん、いい大人たち(教師、老人、親)もハチャメチャな振る舞いを見せている。16年前のバブル期だからこんなハチャメチャが許された、訳ではない。作っている人がハチャメチャなのだ。監督は鎮西尚一という。28日にお茶の水アテネ・フランセ文化センターでこの人の『100万ドルを抱いて死ね!』(ホテトル天使・恥辱の罠)が上映されるから見て欲しい。


『パンツの穴 キラキラ星みつけた!』はタイトルを口にしてレンタル屋の店員に尋ねるのは勇気がいると思う。いい大人の私にもそんな勇気はなく、探すのにとても苦労した。新宿ツタヤでは青春コーナーではなく浅野忠信のコーナーに置いてある。浅野忠信は主演ではないのだが、映画出演2作目でロン毛でもなくヒゲも生やしていないツルツルピチピチの忠信クンも新鮮だと思う。


 現在のニッポンにもハチャメチャな大人というのは存在する。画像の見るからに怪しいオジサン三人衆、手前右から順に井川耕一郎、西山洋市、植岡喜晴という。ヒゲなどつけているが普段もこんな感じだから良く覚えておいた方がいい。くれぐれも油断はするな。相手の手の内は早いうちに知っておいた方が良いだろう。8月19日(土)に東京の京橋にある映画美学校というところで、この三人に万田邦敏という更に怪しいオジサンの作品を加えた上映会があるから、この絶好の機会を逃す手はない。建物は大変レトロな造りだし、地下へと続く階段も怪しげだが、それくらいでビビッてはイケナイ。


 あなたたちには是非見て欲しい。本当だ。私も大人だがウソはたまにしかつかない。だからあなたたち高校生以下(18歳未満)は入場料300円にする。無料にはしない。タダは大抵ワナだと思った方がいい。世の中は悪意に充ちていて充分な経験を積んでいないあなたたちをも容赦なく狙っているのだ。ただしそれでもまだ高いと感じるなら当日受付で「責任者を出せ!」と言ってくれ。私が責任を持って対応する。