死なば諸共、西みがき&赤猫

eigahitokw2006-12-21


名古屋シネマテーク 21日16:20 22日18:00 ?名


メリー・クリスマス! の2,3日前、西山洋市、井川耕一郎、大工原正樹監督の3作品が「第20回 自主製作映画フェスティバル」の1プログラムとして名古屋シネマテークにて上映されます。「自主映画」と言うと難解とか(最近はそうでもないか)、チープとかいう印象を持たれている方も多いと思いますが、ちょいとダマされたと思って軽い気持ちで来て下さい。確かに商業映画のようなおカネはかかっていませんが、こんな手があったか! というか、こんな映画もアリなのか! という驚きに出会えることを約束いたします。もちろん中部地区の自主映画作家の方は必見ですよ! ソフト化されていませんし、その予定もありませんので、ぜひこの機会をお見逃しなく! 


作品・監督紹介などはコチラをご参照下さい。頭の方に『風俗の穴場』とか『六本木隷嬢クラブ』とか刺激的なタイトルが並んでいますが今回の3作品はそうした種類のものではありませんのでご心配なく。がっかりすることもありません、裸は出てきませんがとても官能的だし、それぞれが強い愛のかたちを描いています。


数年前に『みつかるまで』が同フェスティバルで上映されているため、常本琢招監督は今回不参加ですが「プロジェクトINAZUMA」とはリーダー西山洋市監督がその演出の腕前を見込んだメンバーで構成されています。「演出」って具体的に説明するのは難しいし、教科書通りにはいかないし、画面上で確と捉えるのも困難な、実にやっかいなシロモノですが、22日の上映後にはこの「演出」を巡ってティーチインがあります。映画を作る気はない人にとっても今までとは違った作品の見方が拡がると思います。ぜひぜひお立会い下さい。


今回のフェスティバルで私が見ているのは特別上映の長崎俊一監督『闇打つ心臓』(新版)と富田克也監督『国道20号線』だけですが、どちらも素晴らしい作品です。連日20:30から「何でも持って来い!」と題してほぼ無審査(先着順)で上映が行われているのも楽しそう。


申し遅れましたが私は「プロジェクトINAZUMA」の上映営業担当です。名古屋ばかりでなく各地での上映を目指しています。東京近郊の方にも年明け早々に吉報をお伝えできると思います。こちらもお楽しみに。とは言うものの上映に際して当地を訪れてはいないので全く手応えがつかめず、不安と期待で胸いっぱい、喉を通るのはアルコールのみという毎晩を過ごしております。動員数も情報操作せずお伝えしますので、そちらもお楽しみに!?