少年

神保町シアター 18:45 約30名 オトコ5:オンナ5 年齢層高し


台風だろうが連休だろうが、こっちとら労働していたので、この日は14日にオープンしたばかりの神保町シアターに駆けつける。ほとんど前知識なく行ったので花月が併設されていることに驚いた。神保町でお笑いと子供向け映画(日中はポケモンやってます)って吉本の計算がどう成立したのかは謎。全館禁煙なので三省堂ウラの喫煙スペースで一服着けてから行くと良いでしょう。


大島渚監督『少年』は何年ぶりか分からないほど久しぶりの再見なのでとても楽しみにしていた。実際タイトルからぐっと身を乗り出させる感じだったのだが、サウンドトラブル(音声が出ない)多発。それも一度や二度ではなく館内に照明を戻しての調整を挟んで4、5回。2度目に照明が着いた段階で、再開されたとしてもアタマからの上映でないともうノレないと判断し退席、返金を求めて帰路に着いた(一年間有効の招待券もくれました)。


前夜に焼き肉食べて血の気の多い状態ではあったが、自分も一応上映者の端くれだし、初発にはトラブルがつきものだとも思うので騒いだりはしてません。でも客層が年齢高目だったせいか、皆さんびっくりするくらい大人しかったですね。もっと文句言って良い気はしました。


これも入場する際に気づいたんですが、この神保町シアター、THXシステム(コチラ参照)を採用してます。第一回の特集プログラムってドルビーすらない時代の作品ばかりで、これってどうなのとは思っていました。上映素材のサウンドトラックに傷があるのは間違いなく、テクニカル面に詳しくないシロウト考えではTHXが厳密に反応してしまうので却ってうまくシステムが働かないような気が…。
ともかくTHXなんてバカ高い認定料取ってるんだから、そりゃ吉本も黙ってないだろうな〜。幾らくらい補償金請求するのか教えて欲しいくらい。キッチリいったれや!