柔らかい肌&突然炎のごとく

シネマブルースタジオ 15:00&17:10 約20名→8名 オトコ4:オンナ6


トリュフォー2作品、十数年ぶりの再見を初めて訪れる東京芸術センター2階シネマブルースタジオにて。こちらのスクリーンは新文芸坐よりも大きいくらいの立派なもの。椅子は座り心地良しとは言えないものだが、これは可動式で撮影スタジオとしても使用出来る造りになっているかららしい(実際に撮影に使っているのかは知りません)。それよりも映写窓が巨大で映写機の明かりにより自分の影が前方座席に出来るくらいなのが気になった。全体的な印象としては文京シビックホール小に近い。


さて作品についてはすっかり失念していたのだが2本共あまりに苦い幕切れだったのにびっくり。『突然炎のごとく』は土葬文化の国がこれだけ克明に火葬の様子を映し出している(骨粉を壷に収めているところまであり)のに本当にびっくり。『突然炎のごとく』という邦題(原題は「Jules et Jim」)は圧倒的に正しいと実感。12月28日までトリュフォー特集は続くのでシネマヴェーラで見逃した方はどうぞ。タイムテーブルなどはコチラご参照。