白昼の襲撃

ラピュタ阿佐ヶ谷 21:00 約30名 オトコ6:オンナ4


みなさま、お久しぶりです。気がついたら3週間近くも更新してませんでしたね。別に風邪ひいていたとか映画観てなかったという訳ではありません、単にサボっていただけです。溜まってしまったので最近の方から記していくことにします。


まずは岸田森特集の西村潔監督『白昼の襲撃』(70年)。出所して来たヤクザのボスである殿山泰司が飲む物とか、その殿山を裏切った幹部が撃たれた際のポーズとか、首振る扇風機ナメの画がやたら多いとか、細部に味のある映画でした。


この岸田森特集で楽しみにしているのはTV作品集。ウルトラマンとファイヤーマンでは岸田自ら脚本を書いている。70年代前半くらいまではTVでも16ミリで撮影が行われていたのだが(今回の上映も16ミリ)、TV局側に映画館に貸し出して上映というケースがほとんどないため、交渉が煩雑でかつレンタル料も高いらしい。同じくラピュタで先日特集されていた田中登監督作品のうち一本は上映後にプリントがジャンクされた(こちらは35ミリ)という情報もあり。みなさん、寒いからっておうちに籠っていてはイケマセン、映画は待ってくれないのデス。タイムテーブルなどはhttp://www.laputa-jp.com/laputa/program/kishidashin/=コチラご参照。