痛ましき無関心

ユーロスペース1 18:00 約30名 オトコ3:オンナ7


この日に観た2本は実にオススメだったのだが、調べてみたら両方ともすでに上映が終了していました。
では気を取り直して行きましょう。


まずはアレクサンドル・ソクーロフ監督『痛ましき無関心』。
これまた紀伊國屋レーベルからDVDが販売されている劇場未公開作品。幾ら私がビンボー人とはいえ、またぞろDVDをスクリーンで見せられるのはかなわんので、事前にユーロに電話確認してみた。
上映素材を訊ねると「ビデオテープです」と受付嬢。えっ、テープってどんな種類のでしょうと重ねると映写技師に聞きに行ったのだろう、やや間があって「映画館用のおっきなテープです」。


ブラボー、おそらくβカムということね。もちろんフィルムよりは劣るものの、DVDに比べれば遥かに良い画質でした。作品内容も登場人物の台詞多く下世話で笑えて、ある意味ソクーロフらしくないのだが(そのせいか上映中に席を立つ女性が数名いました)、私にはとても楽しかったです。