TOKYO!

シネマライズBF 17:35 約80名 オトコ5:オンナ5


世界的に著名な監督たちに東京を撮らせようという、バブルな発想に基づくオムニバス映画。
ただし不況下のニッポンにBRICs産油国ほどマネーパワーはないので中身は至ってビンボー臭い。
プロデューサーがキチンと役割を果たしていないところからも、世界的に著名な監督たちに撮らせた自主映画という感じ。


シネマライズは1986年というバブル期に開館した劇場で、イマドキのシネコン基準からすると席の間隔が前後左右共に大変狭い。
そうした自覚がないのか、座席振分け担当者が無能なのか、映画館の方針がアホなのかは知らないが、特に中央部周辺をギュウギュウに詰め込むので窮屈で仕方ない。
この日も定員3割程度の入りでしかないのに両隣に人がいて肩が凝った。
ビターズエンドは『ぐるりのこと。』に続いてシネマライズでの公開だが、ユーロでやってくれれば良かったのにと感じてしまう。