大脱出! 脱出ゲームTHE MOVIE

試写会 UPLINK FACTORY


西山洋市監督の最新作を拝見(でも私を招待してくれたのは監督ではなく別の方ですよ…)。
さて『大脱出』とは携帯サイトのゲームを基にした各作品10分、計11本のオムニバス。
西山作品のタイトルは、その名も『勝手に逃げろ!』!。


タイトル同様、人を喰った仕掛けが施されていますが、それと関連しながら、それ以上に。
主演の松蔭浩之さん(『INAZUMA稲妻』でも主演)、大変失礼ながら個人的にその魅力は巧さとか器用さとは別次元にあると思い込んでいたんですが、今作品驚愕するほどに、ウマイ。
やはり主演の近藤奈保妃さん、これまた『INAZUMA稲妻』主演の宮田亜紀さんが会場にいらしたので、失礼ながらちょこっと感想を伺ったら「運動神経がいいわ」とのことで、ほんとシャープ。


こちら『大脱出 脱出ゲームTHE MOVIE』、この秋アップリンクXにて公開とのことで、詳細はコチラご参照。
私が個人的に面白いと思ったのは河村康平監督『ROOKIE YEAR』で、こちらも人を喰った作品なのですが、その台詞廻しやリズムにただならぬ力量を感じました。


また西山洋市監督ですが、川崎で開催される「全国コミュニティシネマ会議」で、9月5日(土)に行われる山中貞雄シンポジウムにパネリストとして参加されます。
詳細はコチラご参照。


河内山宗俊』の上映もあり、そのプリントは「東京国立近代美術館フィルムセンターが所蔵16ミリプリントから作成した35ミリデュープネガ(画ネガおよび音ネガ)を元に、新たに焼いた35ミリプリント」とのことなのだが、この制作条件で名画座などに貸出しを行えるものなのかは不明(当日確認してみます)。