スリップ&東京のバスガール

ポレポレ東中野 21:00 約100名(ほぼ満席) オトコ6:オンナ4


7回目を迎えたR18 LOVE CINEMA SHOW CASE、鎮西尚一監督『スリップ(熟女 淫らに乱れて)』は2回目の鑑賞につき詳述しないが、新宿国際名画座で御覧になった方、空調の音に悩まされず台詞がクリアに聴き取れるので再見をオススメします。


さてその鎮西監督推薦作品は堀禎一監督『東京のバスガール(したがるかあさん 若い肌の火照り)』。
スクーターは在るがケータイは存在しなかった昭和末期まで20年くらいタイムスリップさせてしまったかのような力技を見せてくれる。
無神経と紙一重ではなく、無神経そのもの、欲望に忠実な大らかさが作品内に充満しているのだ。
近親相姦を扱っているものの、あくまで軽やかでコミカル、脚本は佐藤稔。
平成のドテッ腹に風穴をあける痛快作品、上映は明日28日、日曜迄、急ぎ駆けつけよ!