なみおか映画祭消滅？

毎年秋に開催されていた「なみおか映画祭」が今年で終了するようだ。
神代辰巳特集（２２作品）を予定していたところ、
青森市教育委員会が「住民の理解が得られない」として、
補助金１３０万円の交付と会場の使用を認めなかったためらしい。
「東奥日報」http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/0907/nto0907_6.asp

別会場で規模を縮小してやることになったようだが、
「なみおか映画祭」は今年が最後となる模様。
来年以降は補助金を受けられ、会場も借りられるであろうから、
継続すればいいじゃないかと思うが、そう単純な話ではないらしい。
「弘前劇場」９月８、９日分http://www.hirogeki.co.jp/diary/h1/

私も昨年一度行っただけなのだが、とても素晴らしかった。
（リポートhttp://www014.upp.so-net.ne.jp/movie-can-wait/nikki.html）
この年の『田舎ロメオとジュリエット』と『花嫁人形』の染色復元版なんて、
東京でも上映されていないし（というか日本ではここだけ）、
セミョーン・アラノヴィッチやフレデリック・ワイズマン作品は、
自前で買い付けてきちゃうし、
某配給会社の倉庫に公開されぬまま眠っていた作品を勝手に上映しちゃうし、
三上雅道ディレクターの辣腕ぶりは大いに参考にさせて戴いていたので残念至極。

誰に頼まれた訳じゃないが、こうなったら勝手に弔い合戦として、
映画美＜学校＞で神代辰巳特集やったろうかな、１０回忌だし。
なんの因果か昨晩から今朝にかけて「神代辰巳」での、
キーワード検索アクセスが異常にあったのでした。