花井さちこの華麗な生涯

ポレポレ東中野 21:00 約50名 オトコ7:オンナ3


本日は監督・女池充&脚本・中野貴雄による『花井さちこの華麗な生涯』。
どうしても前日の『孕み』と比較してしまうが、
この二人の方がスタンスは明確に受け止められる。
つまりピンクでコメディなんで後は何やろうと自由でしょ、というもの。


『孕み』では思わずソファーからずっこけたほど調和していなかったCGも用いることなく、
あからさまな粘土細工、釣り糸が写っていても構わないという姿勢はやはり潔さを感じる。
今回は90分ヴァージョンの上映だったが、
ピンク映画館で上映された65分の方が更にスリリングだったという感想も聞いた。


この感想の主は上映会の達人でもありレイトショー終了後お話を伺うため、
山手通り沿いの「RIZ」へ。
こちらはピンク映画第1号作品『肉体市場』の故小林悟監督の店で、
現在は夫人の夏子さんが営んでいる。
お二人から沢山の面白くてためになる話を伺うが、とても書き切れません。
直接店に行って伺ってください。
http://www.tnavi.com/a_nakano/riz/index.html
なお店を出てから同席した映写担当氏に「上映家の人ってMだよね」と言われる。
心外なり。私は責めにいってます。私はドSです。