次郎長三国志 第三部次郎長と石松 第四部 勢揃い清水港

シネマヴェーラ渋谷 14:00 約90→110名 オトコ7:オンナ3 若くはない


本日ようやく話題のシネマヴェーラ渋谷へ。
作品はマキノ雅弘監督『次郎長三国志 第三部 次郎長と石松』と同第四部『勢揃い清水港』。第三部はむしろ森の石松と追分三五郎の話なのだが、なんと言っても久慈あさみの艶っぽさがタマラン。第四部は加東大介が登場するだけで嬉しくなってしまう。


芳しくないと聞いていたのだが、この日はなかなかの入り。
ユーロの代表なんてヘビースモーカーなんだから事務所内は喫煙可のはずだが、ビル内禁煙と表示されているので仕方なく三部と四部の間のわずかな休憩時間に、ビルを一歩出て煙草を吸って戻ると真ん前の席に今回の扇動者H氏が奥方同伴で座っていた。
背が高いから邪魔くさいな〜と思ったが階段状の座席配列なので、そこは問題なく、この回には業界著名人も多数おり、まずまずめでたしでありましょう。


ところで私たちが黒沢清監督の『勝手にしやがれ!!成金計画』という、シリーズ第5作だけ前後関係なしに上映したら、成金どころかびっくりするくらい赤字になった、という笑い話があるのだが、シリーズものといっても別に何部から観たって全く問題ないのは「次郎長三国志」も同じこと。
チラシのタイムテーブルも見づらいが気にすることはありません。適当な時間に行って見始めれば、前後関係かかわらず楽しめる作品群であることを保証します。


実際ロビーには途中入場可と明記してあって、ここらへんがアートシアターではなく名画座だよなと嬉しくなりました。ところでシブヤ・シネマ・ソサエティはいつの間にやらシネマ・アンジェリカなるものに変わっていて、相も変わらずスカしたつもりらしいネーミングは大変気に食わないが、こちらも名画座らしいので偵察に行ってみようと思ってます。