言葉とユートピア

オリベホール 19:00 約250名 オトコ7:オンナ3


ハスミ先生の講義の模様や『言葉とユートピア』については他ブログで書かれているのでここでは割愛いたします。


さてダンス・イン・シネマさんですがダンスイヴェントを行うWe Love Dance事務局(住所は同じだがJADE事務局に改称?)に委託されてプログラミングをされているということで、直接伺った訳ではないのですが30代半ばとお見受けしました。毎回ハスミ講義の前説をされている男性です。


この稿はすでにhj3s-kzuさんからコメントを戴いてから書いているので下欄を参照していただくとしてシネヴィヴァン(シネセゾン)の魂、というよりコンセプトを忠実に継承しているのはこの方だと思います。つまりオシャレ感を打ち出してコア以外の観客も取り込む、というものです。こんな言い方だと語弊がありますね。他ジャンルとの交通事故を目論む、かな。第1回に私は行っていないので知りませんが、一昨年の第2回はその意味で大成功だったと思います。ダンスファンならびに実際のダンサーと思しき女性多数で比率もほぼ5:5であったと記憶します。何にせよ華やかでよかった!


その点今回は入場者数としては19日も盛況だったようですが、比率・客層からすると狙いからズレてしまったと推察いたします。一昨年の3日間6作品(『BALLET アメリカン・バレエ・シアターの世界』、『人間ピラミッド』、『リオ40度』、『アデュー・フィリピーヌ』、『ラスト・ダイビング』、『溶岩の家』)から 2日間5作品と規模縮小してしまったのは残念ですが、これはまあ予算の関係なのでしょう。それより見習いたいのは相変わらずのゴッタ煮具合で、この姿勢は是非とも継続して戴きたいと思います。