アメリカ、家族のいる風景

シネスイッチ銀座 19:20 約200名 オトコ2:オンナ8


最終日最終回に駆け込みでヴィム・ヴェンダース監督『アメリカ、家族のいる風景』。
少し前に到着したのだがシネスイッチ銀座はこの金曜がレディースデイということもあって『かもめ食堂』大行列! なので先に食事をと、カキ定食など食して戻るとすでに『アメリカ、家族のいる風景』もすでに前2列しか残っていないと告げられる。やがて満席立ち見となるのだが客層はOL様中心、女性客8割以上ということからして入場できなかった『かもめ』から流れて来た、と見るのはヴェンダースに失礼だろうか。ただ『アメリカ、』原題は『Don’t come knocking』というのだが、そのままじゃさすがに流れてくるとは思えず、近年原題ママが多い中、その点配給のクロックワークスは賢かったと思う。


しかし驚いたのは明日から始まる『寝ずの番』の予告編で、これがネタバレしまくりなのでありました。それがどうも予告編制作者の野心というよりオーダーした角川ヘラルドの要請と感じられる(こちら参照→http://nezunoban.cocolog-nifty.com/main/ 大手メジャー作品のくせに公式HPがブログというのも新鮮。「テレビで放映できません」とは単にR15指定の意味です)。推論で話を進めて恐縮なれど、今時分はそこまで情報公開して安心させないと観客は来ないものなのでしょうか? 個人的には見る気が失せたことを申し上げておきます。