ディバージェンス/運命の交差点

シネマート六本木 17:20 6名 オトコ3名:オンナ3名


友人からのオススメを受けベニー・チャン監督『ディバージェンス/運命の交差点』。
戦いの場面だけでなくアクションが秀逸でした。特に車の使い方には眼を瞠るものがあります。ネタバレ回避のため詳述はしませんが高速道路(よく使用許可が下りたものだ)から魚市場へと移動してのアーロン・クォックとダニエル・ウーの対決シーンは大ネタ小ネタ、アイディア満載で必見です。純愛ものとしても泣けます。間違いなく傑作であります、しかし…。


お客さん入っていません。公開2日目、日曜夕方に友人が観た際には10数人。私の回には6人でした。
英語タイトル流用+邦題、センスないと思います。チラシも見かけた覚えがありません。
友人にオススメされるまで全くノーチェックでした。
どうにもビジネス臭を感じてしまう劇場のシネマート六本木には近寄りたくないと思ってもいました。アジア映画専門館を謳うなら気取ってないで大久保にしろよ、とも思います。ただこの入りの作品を4スクリーン中2番目に大きいところでかけているということは相当現状は厳しいと想像されます。


さて雑誌「ぴあ」についてです。小手先のレイアウト変更を繰り返し映画情報頁は減っていく一方。シネマートには今回初めて行ったのですが劇場の地図がなく住所の記載だけなのには唖然としました。情報誌として全く役に立ちません。
新興の劇場とこの4月に上京した若人に対する犯罪行為です。
若者いわく「『ぴあ』は高いから買わない」。320円ですが彼らにとって情報とはタダで手に入るべきものなのでしょう。私は2週間に一度買いますが重いので持ち歩きません。


ならば取るべき方法はひとつのはず。軽量化してのフリーペーパーでしょう。
R25が成立しているのだから情報元から掲載料徴収しなくても出来るはず。
善は急げ。さっさとしないとオレがヤっちまうぞ! 悪はもっと急ぐ。


みなさんも急いで下さい。この入りでは早期終了は眼に見えてます。
作品タイトルは勝手に『映画は待ってくれない〜あなたはまだ待ち続けるのか〜』に改題しておきます。このブログを読んでいる方々に相応しい説明とも思えませんが、シネマート六本木の場所は瀬里奈本店(ランチで3000円以上)の裏。
ともかく急げ。オラオラッ、走るんだよっ!