六ヶ所村ラプソディ
浦安市文化会館小ホール 16:30 約10名 オトコ5:オンナ5
6月、8月に上映会を予定しているのだが、いずれも若い友人から、
「バント戦法ですね☆」と揶揄されそうな手堅さになってしまった。
(動員に結びつくかどうかはまた別の話)
以前から考えていた企画にたまたま追い風が吹いたに過ぎないのだけれど、
あたかも自前の会場のごとく振る舞いながら、映写機故障しても修理費負担する訳でなし、
こんなリスク低い状態に甘んじてはならじ、気合棒を注入すべし、ということでいざ浦安へ。
私たちと同じく2年前に発足し、一回目の上映会から立ち見を出すという恐るべきチーム、
ポップ・ネットワークスが発展的解消をし(ご本人たちの弁による)、
この3月より活動を始めたのが浦安ドキュメンタリーオフィス。
動員的にはまだ厳しいようで、WBCの決勝戦からご近所の川さらいまで、実に幅広いレンジで映画以外の行事と競合しなければならない、というコミュニティ・シネマの実情を知らされる。
ともあれ前回から2ヶ月経たないうちに上映会を行うというハイペースぶり、『チーズとうじ虫』の配給にも携わっているという精力的な活動を目の当たりにして身が引き締まった。
作品は青森県六ヶ所村に建設されて、間もなく稼動が始まる核燃料再処理工場を巡る人々を描いている。住人の間にもあきらめムードが漂っているのも隠さずに見せており、果敢に闘っているのは監督も含め女性が目立つのだが、土本典昭監督も出演され、その切抜き収集ぶりも拝めます。東大教授の余りのぶっちゃけぶりも大いに笑える。
東京では19日に表参道で上映されるし、自主上映団体も募集しているそうなのでぜひ参戦しましょう。ウチのスタッフを含めた若い方にはRCサクセション「サマータイム・ブルース」を聴きながら広瀬隆著『東京に原発を!』を読んで予習することをオススメします。
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