人コロシの穴&赤猫

ユーロスペース 21:10 約30名 オトコ5:オンナ5 とにかく若い


今回はなぜか過去作品の上映もある1st cut。勝手ながら各作品の解説は充実しまくったこちらのブログ「プロジェクトINAZUMA」さんにお任せすることにして、劇場に入ってまず驚かされるのは観客がとにかく若い! ということ。お肌つやつやお目々きらきらさせておりました。私は通常、劇場の座席は左・真ん中・右のうち真ん中を選択するものなのだが、若さに気圧されて通路右側へ退避。

座ってみて気づいたことには画面を仕切る左右カーテンが完全に開いておらず、スクリーンが縦長の状態になっていること。まだ作業途中なのだろうと高を括っていたら、そのまま上映が始まったので思わず声を上げてしまった。つまりスクリーンの天地およそ6分の1程度を余しながらの上映ということ。『人コロシの穴』が16ミリ作品なのでこんなことになっているのは判るが、それにしても映写機にレンズつければ良い話じゃないの? 次の『赤猫』がDV作品でカーテンするする開き、フルサイズで上映されたので違いが一層際立ち、『人コロシの穴』には大層気の毒であった。桜ヶ丘にあった旧ユーロはスクリーンが小さかったので起こらなかった問題であるが、6月2日(土)からの新作上映までには改善されていることを強く望む。