初恋

新宿武蔵野館2 16:00 約80名 オトコ4:オンナ6 若い!


ようやく宮崎あおい様詣で塙幸成監督『初恋』。大黒屋でチケットが900円と、映画の日よりも安く客入ってないのかと思いきや若者でほぼ満員でありました。
3億円強奪が成功するのは周知のことだし、あおい様に不機嫌&不安フェイスさせておけば眼ヂカラが支えてくれるのも間違いない、ランボー詩集に書きとめられた日記は写し出されるだけでなく音読されるし、孤独な美少女って結構いるよね、美術・セットと相まって既視感に包まれ安心しきって観られる作品でした。さすがにそれじゃマズイと思ったのか宮崎兄妹の母の顔を最後まで映し出さず、エンド・クレジットで明かすというサプライズを仕込んでいるが個人的には永井正子がどこに出ていたのか、さっぱり判らなかったことの方が余程ショックだった。「女だから疑われない」を含むセクハラ発言連発、そのくせ、あおい様とラブホで二人きりになっても…。のどかな時代でよかったな〜、なんてことはアリエナイので若松孝二監督作品を併わせて観ると良いでしょう。