ねじ式映画 私は女優?

アテネ・フランセ文化センター 18:20 約60名 オトコ9:オンナ1


 なんだか男性率が高いのが気になったが、プリントぴかぴかで感激。
作品同様楽しみにしていたのがトーク岩佐寿弥氏と井土紀州氏の対談)。


 井土氏のこの時代(撮影は68年)にカメラ、しかも35ミリを向けられることの被写体のプレッシャーは現在の比ではないはず、など的確な指摘し、更に岩佐氏が適宜斬り返しを行うのが緊張感を生み出していた。
「前半部はちょっとダレたけど後半俄然ノってくる」に対し「この映画は人それぞれによって受け止め方が違うから、それはあなたの感じ方に過ぎない」(共に意訳です)といった調子。確かに私は冒頭から興味深かったです。所用あって途中退席しなければならなかったのが残念。