死なば諸共、西みがき&赤猫 その2

eigahitokw2006-12-22


前日は動員5名という成績であったが「ひかり」より速い「のぞみ」という名の列車に乗って名古屋へ。ホテルにチェックインした後、櫃まぶしを食べ、少しばかりのアルコールを戴いて心身を浄める。


名古屋シネマテークはJR名古屋駅から地下鉄を5つ東に進んだ今池という駅から歩いて3分ほどのところ、お隣はキリスト教会にして、居酒屋「六文銭」、「涅槃」、「ノア」、「キューピット」、「ルーシー」(!)、更には阪神ファンの店(名古屋なのに…)などが入った「今池スタービル」の2階という、清濁併せ呑むというのか、ジャンルを問わずオールスターなところにある。


しかし、である。前日の動員数を聞いたからには少し早目に到着してチラシを配ろうと思っていたのだが道行く人々は少ない…。平日昼間だし寒いし仕方あるまい、ならば本日のプログラムを観ている劇場のお客様に配布宣伝しようと考えたのだが、こちらも残念ながら少数。ということで結果発表。


名古屋シネマテーク 18:00 9名(招待除く) オトコ6:オンナ3


反省は「プロジェクトINAZUMA」メンバーで行うとして以下報告を記します。
トークには『西みがき』主演の本間幸子さんも駆けつけてくれました。メンバーながら私も聞いたことのなかった話ばかり、とりわけ西山洋市監督に対する西山朱子さんの起用法についての井川耕一郎監督の突っ込み鋭く大変興味深かったのですが、ご来場戴いた方のみの特典として、その内容は記さないことにします。


今回の自主製作映画フェスティバルを担当されている永吉(ながよし)さんはとても感じの良い方でした。お仕事で忙しい中、手を休めて色々お話を聞かせて頂きました。ロビーにこのフェスティバル20年間のチラシが張られていて、それらを眺めているだけで自主映画の歴史を知ることができるスグレモノなのだが、その中には永吉さんの監督作品もあったのでした。


上映後には隣接する映画図書館に案内してもらいました。HPでは数千冊と記されているが現在ではまず万の単位に達しているはずとのこと。その充実ぶりに眼を見張る。しかも会員であれば貸出は無料! 名古屋出身の映画関係者って押しなべて知識豊富と感じていたのだが、なるほどね。


焼き鳥屋さんで飲食いした後、カラオケボックスで歌って踊って午前5時すぎに長い一日は終了。