太平洋のGメン&ジャコ萬と鉄

シネマヴェーラ渋谷 17:50&19:25 約40名 オトコ9.5:オンナ0.5


石井輝男監督『太平洋のGメン』(62年)は神戸カスバのセットがまんま『黄線地帯(イエローライン)』(60年)の流用であること、ウルウルした佐久間良子が2度大写しになると無茶な行動に走る呼吸ぶりがブラボーであった。
深作欣二監督『ジャコ萬と鉄』(64年)は高倉健が南島で覚えてきたというダンスを披瀝するシーン、そして『太平洋のGメン』の主演で八面六臂の活躍を見せた江原真二郎が一転して病弱なのが心に沁みる素晴らしい2本立てだった。


上映後、居合わせた知人が今日までは正月だと言い張るのでお言葉に従い気持ちよく飲酒。
詳細未定なのだが折角まだ正月なので発表してしまおう、「プロジェクトINAZUMA」、大阪でも上映されます。