リリイ・シュシュのすべて ラブ&ポップ

シネマヴェーラ渋谷 17:35&20:10 約130名→約50名 オトコ5:オンナ5 若者多し


 岩井俊二監督『リリイ・シュシュのすべて』に庵野秀明監督『ラブ&ポップ』と、どこのレンタル屋にもビデオなりDVDが置いてありそうな2本立て、しかもそのファン層ってスクリーンで観ることに対するこだわりなさそう。他人事ながら動員大丈夫なのか?とワクワクしておりました。全く余計なお世話でしたね、『リリイ〜』に至っては客席が9割方うまっていました。同じ興行師(のハシクレ)として予想を外し悔しい限りです。若者多しとは言え同劇場で2週間前の次郎長特集で多数お見かけした映画(美)学校なヒトビトはほとんどおらず風通し良くて気分スッキリでした。


 今回の特集「廃墟としての90年代」、私は海外旅行(バックパッカーですけど)やオートバイにウツツを抜かしておりラインナップの20本中、観ているのは僅か6本。この日の2作品も初見にて語る資格なし、ということで評については逃げをうちます。ただ腹減ってるし、つまらなかったらすぐ帰ろうなどと不謹慎な態度で臨んだのに最後までキッチリ楽しめました。『ラブ&ポップ』、理由を教えるほど親切じゃありませんが仲間由紀恵ファンは必見です。