知られざるNFB/ONFドキュメンタリズム

7月18・19日 アテネ・フランセ文化センター


日本初公開作・計12作品! ダイレクト・シネマの隠れた名匠、名作を初特集!
2001年宇宙の旅』に影響を与えたとされる幻の科学映画『Universe』を上映
世界三大喜劇王の一人、バスター・キートンファン必見!数十年ぶりに再上映!
キートン最晩年のスラップ・スティックコメディ&ドキュメンタリー
ポップス界永遠のスターであり「マイ・ウェイ」の作曲家、ポール・アンカ、20歳の時のドキュメンタリー『Lonely Boy』他、珠玉の短編映画、ドキュメンタリーを一挙上映!


さる悪党から指令が下されていたのをすっかり失念していた。
「知られざるNFB/ONFドキュメンタリズム」上映会である。
HPはコチラなのだが、アホな私には何だか判りづらい。プログラム(作品)紹介もNFBのHPやIMDBにジャンプするという不親切ぶりだ。
私がボンクラなだけかも知れないが、上映1週間前にしていまだチラシを眼にした覚えもない。
サービス業従事者としての、そして何より博奕打ちとしての自覚・資格があるのか大変に疑問だ。


最上段の文章はプレスリリースとして配布されたもので、そちらには作品解説も日本語で書かれている。こんな具合だ。


キートンの線路工夫』
世界三大喜劇王の一人、天才バスター・キートンが最晩年に主演したスラップ・スティックコメディ。ロンドンから海を渡ってカナダに辿り着いたキートンが、モーター付レールカーに乗って大自然をバックに一人旅をする。レールカーに乗った天才キートンが、老いてもなお体を張ったギャグを次々としかける爆笑コメディ。


『目を覚ませ、わが良き友よ』
自身の映画を「我々が我々を知るために、必要なものを映し出す手段」と語ったダイレクト・シネマの旗手、ピエール・ペローの渾身にして、最高傑作のひとつ。
政治家、著名人、少数民族、農民、漁師といった様々な人々のインタビューと発言を通し、国家、州、宗教、言語によって定義されうる自己への葛藤を、カメラはケベックの僻地へとさまよいながら詩的に描き出す。


こちらの日本語版をアップした方がよほど良いと思うのだが、まあ後は自分たちで考えて下さいな。