白い馬、赤い風船&ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン

シネスイッチ銀座1 16:30&19:00 約250名(ほぼ満席)→120名
オトコ5:オンナ5→オトコ6:オンナ4


ダグラス・サーク特集を始めとして書いていない日記が溜まっているのだが『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』が8月8日(金)までなので取り急ぎご報告。


と言ってもこの作品、7月26日に公開が始まったばかり。
アルベール・ラモリス監督の『赤い風船』(56年)と『白い馬』(53年)が、ホウ・シャオシェンの新作に併せて上映されるのだと思い込んでいたら事情は逆でした。
赤・白の旧作がマチネで1日4回上映、ホウ・シャオシェンは1日1回限りでしかも上映期間が2週間と短いのです。


え? と思ったのですが私が行ったこの日の混雑状況や劇場HP(コチラご参照)からして、動員的にはこのプログラムの組み方が正しいようです。


赤・白コンビが風船の動き、馬の躍動をキッチリ捉えているのは真にお見事(勿論CGなんかない時代です)。シンプルさも実に潔いし、それによって酷暑の疲れも癒されるのかも知れません。
でも『レッド・バルーン』でのジュリエット・ビノシュのオバチャンぶりもセラヴィ!で素晴らしいですから是非どうぞ。