水女

シネマート六本木 14:30 約90名 オトコ6:オンナ4


東京国際映画祭、私の第一弾は金綺泳(キム・ギヨン)監督『水女』(79年)。
ベトナム戦線から帰還した負傷兵の話なのだが、キム・ギヨンお得意の夢オチを逆手に取って検閲逃れしているように思えた(詳しくは観てのお楽しみ)。
2001年刊の「ユリイカ」<韓国映画>の新時代特集の中に、四方田犬彦氏がキム・ギヨンに「『スニョ』とは漢字では「水女」でしょうかと尋ねると、「修女」だと即座にいわれた」という記述があるのだが、やはり「水」だったのか?