自由処女

シネマート六本木 17:00 約100名 オトコ7:オンナ3


キム・ギヨン監督作品2連発。
2作品とも不能、不倫(姦通)、赤子、階段とキム・ギヨンお馴染みの素材を扱っている。
こうなってくると『自由処女』のヒロインが、私が観たキム・ギヨン作品において初めて美人と呼んで差し支えない女優であることに不安を覚えてしまう。
この女優が蝶を模したポーズを再三にわたって行うのだが、これでイケルと踏んだキム・ギヨンの豪胆さには何作品観ても慣れることはない。
やはり『自由処女』の序盤、「あれを見て」という台詞に続くショットの編集の在り方は故意なのか、単なるミスなのか、魂消るばかりだった。


平日昼間の上映ということもあって会場は若い方の率が高かったが、この方々がどんな感想を抱いたのか訊いてみたい。