陽山道

TOHOシネマズ六本木1 20:50 約120名 オトコ6:オンナ4


この日行われた文化庁コンベンションには急遽仕事が入ってしまい参加できず、かろうじてキム・ギヨン監督『陽山道』(55年)に滑り込む。


こちらは50年代の作品で日本では撮影所システム全盛期ながら、事情の異なる韓国にあっては体感的に30年代の作品という印象を受けた。ラスト部分でフィルムの欠落が激しかったのも残念。


しかし最も残念なのは空席があったのに(座席入場率は8割程度)、当日券は売切れ扱いで観たいのに入場できなかった人が結構いたということ。
招待・ゲスト枠をキープしなければいけないとか、座席指定制だから融通が利かないとか、責任あるスタッフはゲストのアテンダントに追われていて館内の迅速できめ細かな判断ができないとか、色々と問題はあるんでしょう。
でもそれじゃ口コミでの拡がりも盛り上がりも期待できないので、来年は何らかの対応を望みます。