2009-04-25 蜘蛛の国の女王 常本琢招監督、7年ぶりの新作完成試写会にお招き戴き、『蜘蛛の国の女王』拝見。 撮影・編集上で大胆に仕掛け・遊びを採り入れている姿勢にまず驚いた。 更に驚きなのは、久遠さやか+粕谷美枝による二人一役ばかりでなく、西山朱子を加えて三人一役を達成してしまった構成と演出力。 女性の怖さと脆さを存分に描きながら、なおかつ前向きなのも常本監督らしいと感じた。 撮影から完成まで2年ほどを要したようだが、一般公開は出来るだけ早く行われて欲しい。