阿佐ヶ谷食べ歩き:第3弾


日、月、火曜と続けてレイトショー開映前に雨が降り出すという何ともイタイ展開、厳しい。
みなさん、「出かける時は傘を忘れずに!」と白子屋のお駒さんも仰っています。
ハイ、気を取り直してK氏による食べ歩き第3弾、今回は山中貞雄作品に欠かせない日本酒&焼酎のお店紹介です。


<日本酒>
最近有名なのは「善知鳥(うとう)」(地図)ですが、そこから荻窪方向に歩いていくと大きな黒い暖簾の店があります。看板は出ていませんがそこが昔から有名な「可わら」(地図)です。多くの銘柄があるわけではありませんが、厳選した店主お勧めの日本酒があります。飲みたい銘柄が決まっていない人は、好みをいって適当な酒を選んでもらって下さい。料理は、カウンターに酒のすすむ大皿料理が並んでいます。


一番街のはずれにあるのが、うまい燗酒が飲める「吟雅(ぎんが)」(地図)。もちろん冷酒、ひや酒も飲めます。先日行ったときはズッシリと重い純錫のお猪口でお燗を飲みました。おつまみは一品ごとの量は少なめですが、和洋とも一手間かけた料理がそろっています。


<焼酎>
開店して30年、焼酎ブームの遥か前(焼酎が下等な酒と思われていた時)から焼酎専門の飲み屋として営業しているのが「かわ清」(地図)。常連はおまかせで芋のお湯割りを注文します。ビールもあるのですがめったに注文する人はいません。とはいってもまったく面倒な店ではなく、芋、米、麦、蕎麦などなど好みをいえば普通においしい焼酎が飲めます。酒の肴がまた絶品です。普通においしい焼酎を普通の値段で飲ませることを30年続けてきた結晶が堪能できます。


気のせいなのかK氏の文章に本気度が増している感じが致します。
そして次回食べ歩き最終回は、いよいよK氏の本領発揮、エンゲル係数K点越えの世界に皆様を導きます。