美貌に罪あり

神保町シアター 14:15 約50名 オトコ8:オンナ2 高齢者多し
※このデータは2月8日のもの。1日間違えて記してしまったのですが、戴いたコメントが移行できないのでそのままにしてあります。


増村保造『美貌に罪あり』(59年)は、山本富士子若尾文子(まだコロコロしてました)、野添ひとみに、勝新太郎川口浩川崎敬三の3K男性陣+杉村春子というオールスター作品。
増村作品の中で衝撃度が高いとは思いませんが(とは言え勝新山本富士子の盆踊りを取り入れた前衛的な日本舞踊には注目!)、これだけのスターたちを個々に際立たせながら、87分で話をまとめている腕力恐るべし。


ちなみに『戦国群盗傳』(杉江敏男監督版)が同じ年の同じお盆興行オールスター作品(大映vs東宝)だったと『映画監督 増村保造の世界』を読み返して知る。
ところで私は間違いなく立派なおっさんなのですが、この上映の回では年少から数えて明確に3番目、これってちょっとどうなんでしょ…。