新宿十二社温泉

eigahitokw2005-06-11


  18:00〜19:00 オトコ4名:オンナ2名


他人のことはいいから自分たちの本気度はどうなの?
という声が聞こえてきそうなので、
本日は西新宿にある新宿十二社温泉を訪れました。
http://www.kk-daisin.co.jp/index.htm


なんで「映画<秘湯>」なの? とよく質問されます。
断じてふざけている訳ではありません。
第一回目の旗上げ上映会が判りやすい例です。
http://www014.upp.so-net.ne.jp/movie-can-wait/ameri.html


行こうと思っていたのに忙しくてうっかり見逃してしまった、
あるいは小さなテレビ画面ではなくスクリーンでもう一度観たい、
そんな世界各国の秘められた映画に、
ひと作品だけでなく何本かまとめて、ゆったりどっぷり浸かって戴きたい、
そう願って名づけたものです。
また湯には蘇生させる力がある。
上映される機会がなく忘れられようとしている映画自体に甦って欲しい、
そうも願いました。
私たちも<ド本気>です。


さて十二社温泉です。
泉質は含食塩一重曹泉。
湯に浸った途端自分の身体が見えなくなってしまう程に濃い黒褐色。
思わず身体をさすって所在を確認すると、すでにヌルヌルしています。
う〜む、お見事。


しかし。
折角高層ビルがひしめく中にあるというのに、
地下(またしても!)にあるため眺望はなし。
設備は至って古めかしい。
チャリンコで来たからいいようなものの電車乗り継いで、
1900円払う価値あるかな? う〜む。


などと考えながら休憩室でおいしく生ビールを戴いていて気づきました。
妙に癒される。
土曜のこの時間でオトコオンナ合わせて6名。
思わず経営状態を心配したくなるが何しろスペースは広々と使い放題。
人気スポットにありがちな、せかされ感は全くしない。
コストカットだ、効率だ、集客だ、とキュウキュウしがちなご時世にあって、
昭和の香りの設備に囲まれ、心身ともに休まりました。


さすがにこれだけじゃあんまりなので映画の話題を少々。


6月9日の日記で書き漏らしてしまいましたが、
『アカイヒト』の遠山智子監督は5月のうら湯で上映した、
『牛乳屋フランケン』の主演女優でもあります。
カワイイ顔してスゴイことするな〜と、
コヤジは興奮しちゃいました(オヤジと呼ばないで!)。


『蟲たちの家』(まさに<動く楳図かずお>!)の公開にあわせて、
最新の「SWITCH」誌に楳図かずと氏と黒沢清氏の対談が掲載されてましたが、
どうもネタバレを大量に含んでいる感じがしたので、
冒頭だけで読むのを止めてしまいました。


2月に公開予定が著作権問題で延期になっていた『初恋白書』が公開されます。
ペ・ヨンジュン初出演作品との売り込みですが、
スタッフとして関わっていたのが急遽エキストラ出演することになっただけで、
登場時間は全部でわずか5分ほどらしい。
ヨン様が陰毛を切られるシーンがあるそうで、
本人はもとより一部のファンも公開を望んでいない模様。
試写会なしで上映開始とはネガティブキャンペーンを恐れているとしか考えらません。
どうなんですか?
配給元を明記しておきましょう。
コムストック オーガニゼーションとクロックワークスです。


さて違った意味でイロイロやってくれるアップリンク
今回は映画鑑賞バスツアーです。
http://www.knt.co.jp/branch/0282/MB/
ツボに来たのは募集人数44名、最少催行人数40名というところです。
懐かしながらヤワラちゃんの、
「最低でも金、最高でも金」という台詞を思い出しちゃいました。