運命のつくりかた

東京日仏学院 14:30 約40名 オトコ4:オンナ6


本日はまず日仏学院でアルノー&ジャン=マリー・ラリユー監督作品。
10年くらい前まで日仏とアテネ・フランセに通う比率は3:7くらいだったのが、
現在ではすっかり逆転しています。
ここの運営者は『DEMONLOVER』で大森南朋より目立っていた、
坂本安美さんですが、担当が彼女に替わってからのことかも知れません。


今回の<映画におけるカップルたち>特集でも、
DVD上映作品は入場無料で、一方日本語字幕なし(英語字幕付)は有料。
http://www.ifjtokyo.or.jp/culture/cinema_j.html#Couple
「DVD上映なんだから金はいらねー、語学は出来ないヤツが悪い!」という、
明確なメッセージと職人オヤジ風矜持を感じます。
アビ姐さん、カッコイイっす。


さて作品の方は安いおフザケかと思いきやグングン締まってゆく。
日頃スタッフには「冒頭の10分見れば良いか悪いか判る」と強がっている私ですが、
外したのは『ペパーミント・キャンディー』以来でした。
だめオトコにバカンスと来れば『アデュー・フィリピーヌ』のジャック・ロジエですが、
(エラソーに言ってますが2本しか作品観たことありません)
それに身勝手なオンナが加わってます。


ジャック・ロジエを超えるとは申しませんが、
『描くべきか愛を交わすべきか』も是非観たいと思いました。
盛況だったと伝え聞くフランス映画祭ですが、
この辺りが一般公開に結びつかないようでは香港同様、
一時より力が落ちていると認めない訳には行かないでしょう。
さて次です。