西山洋一＝洋市映画祭

アテネ・フランセ文化センター　１５：３０＆１８：３０　約９０→７０名
オトコ７：オンナ３

本日初日の西山洋一＝洋市映画祭に行って参りました。
美学校生率が高かった気はしますが、結構な入りでめでたしです。

上映作品は『逆恨！高田馬場』、『日記／セバーセイ・ネバーアゲイン』、
『びよ〜ん！　ザ・リーズナブル・ダウト』、『高田馬場ツアー』、
そして『おろし金に白い指』でした。

高橋洋氏との対談もおふたりの資質の違いが判ってとても面白かった。
ふたりは早大シネマ研究会で一緒だったのですが、
興味深かったのは西山氏は在学中は一本も作品を撮ることなく、
卒業してから多作になったということでした。
そんなスタイルも有り得る（た）んですね。

そしてこの映画祭では上映されない自主制作作品も存在するということを、
頭の片隅に意識して欲しいです（例えば『なくなるまで』）。
これは多産の若松孝二監督にも言えることで、
例えば『日本暴行暗黒史・異常者の血』は今回上映されなかった。
特集上映ではなぜこの作品であの作品は選ばれなかったのか、
考えてみるのもまた楽しいもの。

こちら洋市映画祭は明日（日曜）はお休みですが、
その代わりと言っては何ですが、こんな上映会があるようです。
http://jbbs.livedoor.jp/movie/3113/eigabi.html#2

ところで東京国際映画祭ですが私の予想は外れました。
オープニング作品はチャン・イーモウ監督、高倉健主演、
『単騎、千里を走る。』でした。残念！