スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐

新宿プラザ 15:30 約800名 オトコ6:オンナ4


このところジャパニーズ自主制作ものばかりだったので、
気分を変えてハリウッド・どメジャーものへ。


この「スター・ウォーズ」シリーズ、
私は第一作目(EPⅣ)の劇場公開から見ている世代ではありますが、
熱狂的なマニアでは全くありません。
ですので以下の感想に間違いがありましたらゴメンナサイ。
先に謝っておきます。


という訳で見逃しているエピソードもあり、
そもそも誰がイイ奴なのかワルイのか、さっぱり覚えていないので、
今回の公開に際して各エピソードがTV放映されているのを、
部屋の掃除などしながら見ていました。
すでに特別鑑賞券は購入していたのですが、
このTVでの鑑賞を重ねる度に、どうでもいいやという気分が増してくる。


観たら結構面白かったです!
やっぱりスクリーンの大画面で観ると迫力あるな〜という、
平々凡々な感想の他にようやく気づいたことがありました。


アナキン・スカイウォーカーの転向問題もそうだし、
元老院やら評議会など「スター・ウォーズ」って政治のお話だったんですね。
ジェダイやシスがどうのこうの言ったって所詮兵隊に過ぎません。
こんな題材で(だからこそ?)30年近く世界の人々を振り回した、
ジョージ・ルーカス卿の腹黒さは立派なモノだと感心しました。


多分一ヶ月後にはシリーズの人間関係はすっかり忘れてしまうと思いますが、
閣下が仰った「私は絶対的にデジタル派です。
もうフィルムで撮影することはないと思っています」
(国際Dシネマ映画祭パンフレットより)
という発言だけは絶対に忘れません!


さて予告編を見ながらヤな気持ちになってしまいました。
『ステルス』なんですが日本版はテーマソングはHYDEって、
見る可能性低い私が言うのもなんですが、日本版じゃないのが見たいです。
まあ日本版と断るだけ良心的とは言えます。


クエンティン・タランティーノ監督『キル・ビル』ですが、
冒頭で<深作欣二に捧ぐ>と出てくるのは日本版だけです。
そういや『宇宙戦争』で「大阪では数体(殺戮マシーンを)やっつけたらしいぜ」
というのも日本版だったのか〜(ですから間違ってたらゴメンナサイ!)


そもそも『キル・ビル』は残虐シーンを多量に含んでいるため、
アメリカ内でも該当シーンがモノクロになったりカットされたりしたらしい。
世界80ヵ国同時公開! なんて言ったって、
それぞれ全く別のヴァージョンを見せられてたりする訳です。


喜ばせてやっているんだからいいだろうというのは、
日本版制作者の思い上がり。
キチンと消費者(=観客)に説明するべき、
と考えるのですが、いかがなものでしょう?


おまけ。
本日最終日の西山洋市映画祭ですが『INAZUMA 稲妻』(ルーシーじゃないよ)を
見逃してしまった方に朗報です。
これは受講生とのコラボ作品ですので映画美学校映画祭で上映されます。
おそらく9月4日(日)、18時の回ですが間違ってたら(以下略)。