ターネーション

シネ・アミューズ ウエスト 17:05 約45名 オトコ5:オンナ5 若い


本日はまず渋谷にて『ターネーション』。制作費約2万円と話題の一品ですが、
11歳から撮りためた素材を家庭用ソフトiMOVIEを用いて編集した、
セルフドキュメンタリーなんだから、別に不思議はありません。


問題はいくら安く制作しても宣伝費には変わりがないということ。
日本で一般劇場公開しようとすれば最低数百万円からが必要、
というのが自主映画にとっては高過ぎるハードルです。
それでも何かやり方はあるだろうと私も鋭意研究中です。


ジョナサン・カウエットの勝因はエグゼクティブ・プロデューサーとして、
ガス・ヴァン・サントジョン・キャメロン・ミッチェルがついたことです。


作品は確かに切実な内容で色々なものを失うのですが<美>は温存していて、
ミュージッククリップ風ドキュメンタリーという感じでした。
確かに新しいのかも知れません。


そんなことより。
シネ・アミューズのウエスト、実は初めて足を踏み入れたのですが、
プロジェクターの位置が低いので横移動されると漏れなくスクリーンに影がさす。
若い方、せっかちなんで本編が終わるとドンドン席を立つ。
クレジットタイトルが完全に終わるまでいたのは半数以下で、
おかげさまでちっとも読み取れませんでした。
ここまで他者がなくていいのか?