映画美学校映画祭最終日

13:00 Aプロ 約30名 15:40 Bプロ 約60名
17:50 Cプロ 約80名 オトコ6:オンナ4


本日で映画美学校映画祭最終日。
美学校らしくない作品」と舞台挨拶で述べた、吉田明義さん『迷い箸ふねふね』。
確かに「らしく」ありませんでしたが、
その挑発(?)を含めて個人的には好感が持てました。


伯野祥展さん『隣の女』。個人的に大変ツボに入りました。
上映後に「笑いすぎ!」と友人から注意を受けたほどです。
野心といい加減さの混合具合が素晴らしかった。
一部台詞が非常に聞き取りづらいのはその配分を間違えてしまった気もしますが。
なおチラシに出演者で<中林寅二>とあるのは<中村寅二>の誤りでした。
大変失礼致しました。この場を借りてお詫び致します。


遠山智子さん『あいな』。本作も遠山さん独特の世界が繰り広げられます。
不肖私は遠山さんの前説「兄が心臓を分け与える」を聞いていなければ、
さっぱり話が判らないところでした。
<心臓分けたら死んじゃうから腎臓と聞き間違えたかな?>、
などとボンヤリしていた次第です。
前回の美学校映画祭で上映された『アカイヒト』以前に撮影されたものだそうです。


そしてザ・秀子さん(?)の『旅館 スゥイーツ』。
最後に来てやってしまいました。
直前まで編集作業をしていたため書き出しが間に合わず上映5分押し。
ご来場戴いた方、ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした。
更に舞台挨拶を聞いてもチラシの解説を読んでも、
イマイチ判らないと思うので補足いたします。
1本目「家畜」が関根妙子さん、2本目が青山あゆみさん、
3本目の「ココロボ」が玉城陽子さんの作品です。


そして浅野学志さん『空の飴色』。最後の最後でやってくれました。
剛速球に変化球を交え絶妙の制球力を見せてもらいました。
美学校らしさ」なんて越えて9・11の空を飛んだと思います。
ダンスシーン、水槽に手を入れる場面、そしてナレーション。
今はもう一度体験したいと思うばかりです。


最後になりましたが、ご来場戴いた方、本当にありがとうございました。
出品者ならびに運営スタッフの方、お疲れさまでした。
みなさま来年またお会いしましょう。