林由美香 追悼上映

15:40〜 上野オークラ劇場 一階席約30名 オトコ10:オンナ0


本日は林由美香追悼特集に上野オークラへ。
作品は吉行由美監督『ミスピーチ 巨乳は桃の甘み』(05年)、
加藤義一監督『スチュワーデス 腰振り逆噴射』(02年)、
吉行由美監督『発情娘 糸引き生下着』(98年)。


同世代ながら熱心なファンではなかった私はうまく語ることはできない。
ただ遺作となった『ミスピーチ』では30代半ばでピンク映画主演、
ユーロスペースでレイトショー上映もされた、
いまおかしんじ監督『たまもの』でピンク大賞女優賞受賞、
雑誌「PG」100号でロングインタビューを受けていたこと、
そして誕生日に亡くなったことなど、
突然死なのにそのタイミングに呆然とするばかり。


上野オークラでは休憩なしの3本連続上映、そして連日オールナイト、
2階席は500円高い2100円と、映画館という場として機能しているとは思えない。
東京では池袋シネロマン以外は劇場ホームページなし、という姿勢も大いに疑問。


「いつ・どこで・何を」やっているのか?
「ぴあ」にも情報が掲載されなくなって久しいピンク映画が、
女優としてだけでなくスタッフ・キャストへの波及力を持つ姐御的存在だった、
林由美香を失ってこの先どうなるのかと思う。