イメージフォーラム映像研究所

イメージフォーラムシネマテーク 15:00 約20名 オトコ6:オンナ4


ぱらぱらとぴあをながめていたら年末に私たちがやった上映会と、
似たような企画タイトルを発見。
題して「IF付属映像研究所 第28期卒業制作展 選抜作品集」。
似たような、なんて失礼ですね、映画美学校はたかだか現在で9期ですが、
イメージフォーラムさんは28期(現役は29期?)と歴史が違います。
というわけで寒い中のこのこ出かけていくことにいたしました。


イメフォと言っても場所は1階や地下ではなく3階にあるシネマテークです。
ここはおそらく講義なども行われていて上映専用スペースではない。
なので床がフラット、椅子も重ねられるが折り畳めはしない可動式パイプものと、
決して快適とは言えませんが、これは条件上仕方のないところ。


私が拝見したのはBプログラム。
作品は山澤立樹さん『東京ぽっかり』、三輪浩光さん『光の記憶』、
塚原健太さん『スミカ』、山本武さん『東京タワぁ』、高田道子さん『断頭台』、
村田雄一さん『連続写真』、鹿又紀恵さん『巨像恐怖症』、山田泰士さん『カメラ』。


個々の作品についてはコメントを控えさせて頂きます。
ただ上映時間10分前後の作品を8本立て続けに見たあと、
わずか5分ほどの休憩でCプログラムが開始されるのは大いに疑問。
運営者からお詫びのコメントはあったし、実際はCプロの開始を遅らせたかもしれません。
一日通し券でありましたが私は途中退場させて戴きました。


資料と呼べるものが私が手にした限りでは他の上映も記した、
「CINEMATHEQUE SCHEDULE」のほぼB5片面相当、制作者/素材/分数の表記と、<作者からのメッセージ>が全31作品中8作品、スチールが同3作品のみ、
制作者の舞台挨拶はなし、と殆ど何も判らず伝わらずなのは残念。


ただ自分たちの作品で独自のチラシを作っていた人たちがいて、
それはBプロで上映された人を含むGATERAというチームの『つき・よみ』という作品で、
B5用紙に片面モノクロコピーであったが、そんなことは問題でなく、
ヤル気が伝わってきて実に観たいと思ったのだが、
それはAプロでこの日の上映はすでに終わっていたのが非常に残念。