夢で逢いましょう

渋谷TSUTAYA オトコひとり


今までビデオ・DVDで観た作品については記さなかったが、
年も改まったことだしというユルイ理由で始めてみようと思う、
その第一弾はつみきみほ主演『精霊のささやき』(87年)で知られる、
植岡喜晴監督『夢で逢いましょう』(84年)。


いきなりちなみにで恐縮ですがクランクアップから4年余りを経て植岡監督の新作、
『ルック・オブ・ラブ』が完成しました。
こちらは1リットルの血を吐き(中根克監督『Silent Screamer』)、
緑色の石鹸水を飲む女(隅達昭監督『緑色のカーテン』)=永井正子さんや、
『集い』、『アカイヒト』監督の遠山智子さん、そして柳ユーレイ氏などが出演しています。


夢で逢いましょう』には漫画家ひさうちみちお、ミュージシャンあがた森魚
辰巳琢郎(クレジットは、つみつくろう)、手塚眞利重剛など錚々たる面子が出演。
ロケーション(特に天国の)は素晴らしいし、美術も凝っている、
8ミリで上映時間120分と超大作、関西風味つけてんこもりで、もうお腹いっぱい。
別腹でラストの主演女優の変身ぶりに胃が洗われました。


さて映画好きのみなさんは新宿TSUTAYAを利用されることが多いと思われますが、
自主映画やピンク映画に関しては渋谷店の方が品揃えは充実しています。
ピンク映画については高橋伴明監督『襲られた女』があるし、
自主映画では貸出無料の作品が幾つかあります。
他の作品借りた際にレンタルしても良いし、
自分たちの作品を置いてもらうことも可能だと思うので、
みなさんチャレンジしてみてはいかがでしょう。