塩田明彦監督+α上映会

映画美学校 14:00より 14名 オトコ6:オンナ4


本日は昨年7月31日に行われた塩田明彦監督作品の再上映会へ。
ウチの上映会にも再上映リクエストが来ることがあるのだが、どうしても新しい企画を優先させてしまいがち。その点この上映会の主催者さんはエライ! 喩えが古くて恐縮ですが容姿も気合の入った志穂美悦子のごとく美しかったです。ただし毎回告知が直前なのはお忙しいのは分かりますがペケですね。


さて『ファララ』と『優しい娘』は前回観ていたので受付などをお手伝い。+αというネーミングはどうかと思うがまず宮本亮監督『柳は緑 花は紅』と木村有里子(アリコと読むそうです)監督『犬を撃つ』を見る。


宮本亮さんは自主映画の傑作『とっぴんぱらりのぷう』を監督した人で、この新作も大いなる期待と少しの不安を持って見始めました。この作品は群馬県の伊参スタジオ映画祭で中編の部シナリオ大賞を受賞したもの。実際に受賞して予算が下りてから撮影開始されたそうです。少しの不安とはこの部分で前作は実生活の仲間たちを撮ったものだが、今回は戸田昌宏さんを含むプロの出演者がいるし、何しろ中心となるのは演出の難しい子供たち。ですが心配は杞憂に終わりました。時折使われる遠景ショット、そしてラストシーンなど撮影も見事でした。なかなか機会は少ないと思いますが上映の際にはぜひご覧下さい。


カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門参加作品の『犬を撃つ』は正直な話一回見ただけでは内容が把握できませんでした。
最終プログラムは塩田監督作品ながらスニークプレヴューなので記述できません、あしからず。