neofest2006 EXプログラム

neoneo坐 18:00 約20名 オトコ7:オンナ3


 楽しみにしていた、のは事実なのだけれど結局2プログラムしか見られなかった「neofest2006」。言い訳&昔話をして申し訳ないが以前は夏なんてアテネ三百人劇場くらいしか企画・特集上映はなくて海や山へ繰り出す時間があったのに、何だか近年やたらと賑わいを見せていて映画祭シーズンの秋より忙しいくらい。


 という訳で仕事終わりに何とかEXプログラム筒井武文氏『鏡のなかで』、『アリス イン ワンダーランド』に飛び込み、そのままクロージングパーティーにも出席。neoneo坐の交流会には初めて参加したのだが、参加費2000円にして大変充実の料理、アルコール、交流ぶりでした。


 さて会場である方に「山形でジャ・ジャンクーと肩組んで『インターナショナル』歌ってた映画秘湯さんですよね」と声を掛けられた。確かに私は映画秘湯の一員だし、山形国際ドキュメンタリー映画祭ジャ・ジャンクーと少しお話もした。でも『インターナショナル』なんてちゃんと歌えないし、そんな行為に走るほど若くもなく絶対アリエナイ! と思い込んでいたのですが色々話を伺うと間違いなくそれワタシ。ほんとに怖いですね、アルコールって。すっかり失念していて申し訳ありませんでした、こちらのお方、そしてジャ・ジャンクーさん。


 ヤッテモウタことは仕方ない、次に繋げるしかない、ということで拙アンテナより「neofest2006」さんに替わって、ご紹介するのは「flowerwild」さん。


「シネ砦」に続いて映画批評の新しい動きであります。私の興味は極めて素朴にブログにどう対抗・差異化するのか、ということ。現在、映画の観客(読者)がプロの批評家を必要としているのか(これは有料化の問題、そして読者像をどう設定し、どこへ拡げていくのかという問題につながる)、個人ではなく集団であることの意義、読者との具体的な出会いの場をどこにどうやって用意するのか、などなどです。これらについてはまだ秘められた戦略があるのでしょう、大いに期待しながら動きを見守ろうと思います。