秘湯・丸駒温泉

eigahitokw2006-09-07


オトコ2名:オンナ2名


 さて次の日からのコミュニティシネマ会議に備えてまずは支笏湖湖畔の丸駒温泉へ。現在は車道が走っていますが、その昔は船でしか行くことが出来なかったという秘湯であります。何と言っても支笏湖を間近に眺めながら温泉につかれるのが醍醐味。ふだんの上映会運営にはちっとも顔を出さないウチのメンバーがワラワラ集合。この夜は満月で湖面に映る月影を楽しみながら、久々にのんびりいたしました。宿の方々も親切でオススメ。


 そもそもコミュニティシネマって何? という方にはコチラをお読み下さい。このコミュニティシネマという言葉が広まってきたのはここ3、4年のことですが、地方のミニシアターなり映画祭が立ち上がったのはバラつきがあるものの、大体10年位前から。そしてそれぞれに対して怪物が襲ってきました。


 ミニシアターに対してはシネコン。ハリウッドや日本のメジャー作品でなくとも集客が望める作品というのはあります。そうした作品を年に何本か上映することで何とか地方のミニシアターは営業を続けていられた。ところが複数スクリーンを所有するシネコンで一番小さなものは定員100名以下とミニシアターと変わりがない。そこやレイト枠を使って非メジャー作品をやってしまう。これは手強い。
映画祭に対しては予算削減、および市町村合併です。最近の例としては「なみおか映画祭」に「ゆうばりファンタスティック映画祭」。こちらもかなり手強い。


 これじゃマズイ、何とかしないと! もはや個別に立ち向かっていても勝ち目はない、みんなまとまって敵にぶつかるんだ! ということで立ち上げられたのが同支援センター、みんなで問題点を話し合いましょう、というのが同会議。というように私は理解してますが公式見解は同センターに確認して下さい。


 さて現状でもイッパイイッパイなのに更に新たな怪物が襲ってきました。それは映画上映におけるデジタル化という問題です。どうなりますことやら、明日以降の日記をお楽しみに。