パビリオン山椒魚

eigahitokw2006-09-27


シネセゾン渋谷 16:35 約100名 オトコ6:オンナ4 若かった


 ひどい、ひど過ぎる。いや『パビリオン山椒魚』のことではなく、この日付の画像のことなんだが…。10月22日(日)に行われる「シネマGOラウンド2」上映会が正式決定したそうで(15時より)、チラシ用画像として4監督がウェザー・リポート(カッチョよいジャズバンドです)のLPジャケットを模したらしい…。一番左、何? 人形か? それに対して一番右、下手するとむしろイギー・ポップにすら見えてとてもズルイ。困った人たちだとつくづく思う。


 気を取り直して『パビリオン山椒魚』。水曜千円均一なので混雑を予想し、一時間以上前に行くと整理番号19番。あれ? 若い人率が高いのは結構なことなのだが上映開始時でも客席は定員221名の約半分の入り。うーむ。

 ひとつひとつの要素は面白かったりカッコ良かったりするのだが、あまりに詰め込みすぎだったり過剰だったりするので、総体としては退屈なジャンクになってしまうことを恐れない姿勢を高田純次的と呼んでみよう。なかなか出来ることではなく、私は立派だと思う。あと製作費幾らなのか知らないけど金のかかっていない一般商業映画ではなく、金のかかった自主映画を志向している点もエライと感じる。ただ次回はカッコ良さなどハナから放棄している江頭2:50的姿勢を目指して欲しいです。