ダグラス・サーク特別上映作品

オトコひとり


ダグラス・サーク監督の命日に当たるこの日は21日の特別上映作品のあらすじを作成。私は日記をその日のうちに記せるほどマメな人間ではなく、これは2日後に書いているのだが、かなりのまわり道をしていたことが判明(前日のコメント欄をご参照)。


ところでこの特別上映作品のタイトル、自分で「事前のお問い合わせはご容赦下さい」などと愛想のない告知をしておいてナニなんだが本当に一件も問い合わせがないのはさみしい。さみしいどころか皆さま年末年始の忙しさに取り紛れて、上映会自体を忘れ去ってしまったのではないかという恐怖にすら駆られる。


いいですか皆さん、蓮實重彦先生著『ハリウッド映画史講義』136頁に出てくる、「PRC(プロデューサーズ・リリージング・コーポレーション=「ハリウッド史上最も貧乏な」製作会社だったらしい)の首脳部によって『立派すぎて会社のカラーにそぐわない』と判断され、あっさりMGMに売り渡されてしまう」という曰くつき(?)のダグラス・サーク、ハリウッドデビュー長編第一作、低額早撮りのB級映画ですよ!


ヤケついでに個人的なことを記させてもらうが、この日は私の誕生日でもあった。なので夜は街へ繰り出し焼き肉を喰らい大いに酔っ払った。そりゃいいんだけど何で支払い全額オレ持ちなんだ? 更に寝床では十年くらい前に見た夢の続きをまた夢で見るという体験もする。世界の歯車が少しずつ狂った、戦慄の一日でありました。