ユメ十夜

シネ・アミューズ イースト 16:30 約50名 オトコ4:オンナ6 若かった


 前夜オトコふたりで芋焼酎のボトル2本を空けるという愚かな振る舞いをしてしまったせいで大変頭痛く、『それでもボクはやってない』を観ようと思っていたのだが、水曜日は30分前に行っても危ういくらい混雑しているとも聞いていたので予定変更して『ユメ十夜』。


 私が最も素晴らしいと感じたのは第五夜の豊島圭介監督作品。こうしたオムニバス作品、特に数が多いととかく遊びや笑いに走り勝ちなものだが、その一歩手前で踏みとどまり、切実な哀しみと苦い共感を湛えていたのに感嘆しました。


 オムニバス・競作ということでご紹介。3月4日(日)映画美学校第一試写室で「桃祭」なる上映会が行われるそうです。女子というには少々トウの立った、などと言うとシバかれること間違いなしなので、ええと素敵なお姐さん方が、としておきましょうか、そんな女性たちが撮った作品です。私も未見なので内容に関しては未知数です。コチラのHPを見てもよく分かりませんね。「granite」ってなんだよ?と数年ぶりに仏和辞典をひいてみたら「(花崗岩のように)ぶつぶつした」とのこと、ますます訳分からんことになりました。う〜ん、そうですね、映画業界で働いている女性が多いので、そちら方面に就職を考えている学生さんなら、セミナー付き上映会と思って打ち上げまで参加されるというのも一策かな。こんな文章で紹介になっているか非常に心もとないのですが大いに期待&楽しみにしております。