戦国ロック 疾風の女たち&昼下りの情事 古都曼陀羅

ラピュタ阿佐ヶ谷 15:00&17:00 約40名→25名 オトコ8:オンナ2


長谷部安春監督、大和屋竺・藤井鷹史(=長谷部氏による脚本執筆時のペンネームです)脚本による『戦国ロック 疾風(=ハヤテと読ませます)の女たち』、平日昼下りのロマポにしてほぼ満席。上映が明日までなので取り急ぎご報告。


上映時間80分および乗馬シーンもある製作費はロマポの基準値に照らせば長大だと思うが、長谷部・大和屋両氏の野望・野合に対しては残念ながらスケール不足の感あり。
一方上映当時「警視庁のアイドル」かつ「エロスの女闘士」と呼ばれたそうな田中真理には顎の割れ具合からもさすがな気合が感じられ、アンナ・マニャーナ、左幸子に肉薄する感あり。
ヤトウ(=夜盗or野党)ナンバーワンである梶健史は悪さ・迫力・艶が不足気味なのだが、ナンバーツーの次男(?)たる荒戸源次郎(役名=新田の次郎!)とかゴレンジャー(7人だけど)の姉たる花柳幻舟(=天皇陛下に爆竹投げちゃった人>北京五輪聖火リレー…)が品行方正な役どころなのがタマラン。


と恐怖なアンバランス具合がたまらない一品でした。
明日は上映最終日かつ水曜サービスデーにつきかなり混雑が予想されますが皆さん、頑張ってね!
『昼下りの情事 古都曼陀羅』は19日まで上映があるので感想は後ほどゆっくりお伝えします、ではでは。